牧師・漫画家・ミュージシャンの松本太郎のブログ


by qpqp1999

怒り

 日本人二人が「自称イスラム国」に惨殺された。あれだけ殺さないでほしいと言っていたのに惨殺された。では、これで人質がいなくなったかと言うとそうではない。今や「自称イスラム国」に支配されている、シリア、イラクの人々全員が人質になっているというのが現状だ。
 毎日のように人々が「自称イスラム国」のならず者たちによって惨殺されている。サッカー観たというだけで、殺されてさらしものになった子供がいる。こういうの日常茶飯事だからもう、完全におかしい。
 その一方でアメリカ・イギリス等、の有志連合の空爆はそういう人質となっているシリア、イラクの人々をも巻き込んで犠牲にしている。日本国も「人道支援」「難民救助」の関係でお金出したことで有志連合になって、あの「自称イスラム国」に言わせれば「十字軍」なんだそうだ。
 ではその「十字軍」と言われている有志連合はそういう「自称イスラム国」のならず者たちを武力でやっつけて、人々を解放できますか???武力ではできませんね。何しろ「自称イスラム国」の「所謂 兵」は卑怯にも便衣兵ですから、だれが民間人で誰が「自称イスラム国」の人か判別つかない(だから国ではないし 一国の軍隊でもない 極めて悪質なテロリスト集団)ので、軍事作戦によるシリア、イラクの「解放」は現状では不可能だ。
 もし軍事的にそれをやろうとすると、無垢のシリアやイラクの民間人子供も老人も含めて、皆殺しにしなければ、きれいにできない。この責任の大きいのはアメリカ合衆国です。いずれ誰かがなったのだろうが、今の「自称イスラム国」のトップにいるバクダディというテロリストは2004年と2006年に、二回もアメリカ合衆国に拘束されている。ところが二回も模範囚だったということで「解放」されている!!!
 戦争するためにわざとやったんじゃないのかと勘繰りたくなってしまう。だから、この一連の出来事については怒りで体が震えるくらいだが、その怒りは戦争に使っては駄目だ。武力行使に使っては駄目だ。そういう世論に使っては駄目だ。
 戦争や武力行使は今まさに「自称イスラム国」がシリア、イラクの人々に加えている暴力と殺人と同じ事をすることになるからだ。尤も、だからと言って「自称イスラム国」のならず者たちが対話に応じることも期待できないのが現実だ。では、どうすればいい!?!?!?
 日本国に住んでいる私に出来ることは、こういった情報の共有だ。それを少しでもいいから平和の方向に向かって発信することだ。私一人がそれを、やっていても全くと言っていいほど力にならないが、世界中の同じ思いの人たちが発信し出せれば、それは一つの国際世論になり得ると、信じたい。そして、その世論が軍事作戦を上回る効果を発揮してシリア、イラクの人々の解放につながることを祈るばかりだ。

 
 
by qpqp1999 | 2015-02-01 18:44 | 政治