牧師・漫画家・ミュージシャンの松本太郎のブログ


by qpqp1999

イスラム国

 イスラム国、今や、日本の誰もが知っているテロ集団だ。だが、その根幹をつきつめていくと、あのアメリカのブッシュが起こした、「イラク戦争」が基になっていると何故、誰も言わないのですか。あのアメリカが仕掛けた戦争の時、イラクは不思議なくらい抵抗しなかった。あのフセインの右腕になっていた政治家はどこに行ったのか、軍はどこにいったのか。不思議だった。
 やがて、状況は変わった。まずは自爆テロだ。正面交戦ではかなわないとわかったイラクは、自縛テロという手段で米兵を排除するようにしていった。そして、この一年くらいだろうかISILとしてテロ組織ではなく国家として宣言して大分たつ。つまり、訳はこうだ。イラク戦争でバラバラになっていた人たちが、時期を見て集まっては、テロリストとなって、ついには「国家」として大口たたくようになったのだ。
 実はこんな国は放っておけば、自然と自滅する。何しろ経済関係が全然駄目だ。しかし、シリアを侵攻すると油田をのっとってガソリン売ったりして、お金儲けはじめた。しかも、この地域はカオス状態、戦乱状態になってしまって、地域の人々はその暴力にさらされて、一切の権利を奪われ、虐待されるようになった。
 そうしているうちに「ならず者」たちが、俺もあたしもとイスラム国に加わるようになった。そういうルール無用の酷い社会情勢がまかり通るようになってしまった。その被害にとうとう日本人たちが遭うようになってしまった。湯川氏は殺された、後藤氏の命も不明だし、今も殺害の危険にさらされているか、どうかすると殺害されている。
 この状況を作ったのはアメリカのブッシュ政権だった事を、どうして誰も言わないのですか。あのアメリカに指一本もふれていない←連続テロはウサマヴィンラーディンのアルカイーダ←イラク自体は関わっていない。のに戦争ふっかけたのがアメリカでしょう。あんな長い兵站ではすぐにヤラレテしまうと当時思っていたがイラク軍は全く沈黙していた。そういう人たちが多くにこの「イスラム国」を構成するようになったのだ。だから、普通のテロとはちょっと違う。極めて「国家的」に「狡猾」で「卑怯」だ・・・。
 日本みたいな「平和国家」からしたら想像するのも難しいくらいシビアなところで、キャンペーンしているテロ組織だ。自衛隊を派遣して人質を救出する!?!?!?←安倍はそれを言っているが はっきり言って、日本の自衛隊は装備では勝るかもしれないが、情報戦で決定的に負けているので、決して、戦争はじめても勝てることはないどころか犠牲者が沢山出ることになるだろう。アメリカ軍ですらも歯が立たないのが実情だ。ゲリラ戦になったら泥沼になってしまって、いかなる近代兵器も役に立たないし、例えば、イスラム国を爆撃したヨルダンのパイロットは人質になって国家情勢のカードにまでなってしまっている。戦闘機に乗ったパイロットでしょう!?!?!?はなから戦争しているんじゃないですか、外交カードにされてしまっている時点でもう駄目なんですよ。捕虜交換とか関係なら話はわかるが人質に兵士がなるというのはおかしい。初めから、死を覚悟してするのが戦争ですよ。ヨルダンはそれに参加したんでしょう。だったら、それで撃墜されて処刑されても元々です。
 後藤氏は違うと言いたいところですが、安倍が有志連合に参加することを表明した時点で日本国民は「イスラム国」の交戦国にならされてしまったのです。ここが、いわゆるテロとは性質の違うところなのです。けっして「イスラム国」を所謂「国家」とは認めませんが、その性質が所謂「テロ」とは違うということ。そして、その引き金を引いたのがアメリカのブッシュ政権だったと、どうして誰も言わないのですか。
by qpqp1999 | 2015-01-30 20:16 | 政治