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牧師・漫画家・ミュージシャンの松本太郎のブログ


by qpqp1999

がいじん

 「外人」もはや「差別語」に日本ではなりつつある。事実、差別がある。私の元いた牧師館は山を削った住宅街だったが、この10年くらいであっと言う間に街が出来た。一番近い、家には三世帯が住んでいる。日本国籍をもっているかどうかは解らないが、とにかく一戸建てに三世帯住んでいる。子供もいっぱいいる。
 ずっと、ここで暮らしてきたご近所の人が出会いと呼ばれる溝掃除の時に言った
「外人が住んでいるんですよ」
 あきらかにネガティブな意見としてのものだった。別段、人を特に差別するような人でもないし、私のような性同一性障碍の人にでも気さくに付き合ってくれている人なのに、そう言う。確かに、その家に住んでいる人々は、もちろん日本語でもないし、英語でもない、ポルトガル語!?!?みたいな言語で日常を過ごしている。
 そんな昨今、私は今日110円ショップに行った。むかしは「百金」と言われていたが、消費税が一割近くなったせいで、もう百円では買えなくなってしまい、私的にはは数をはぶいて、110円だと納得することにしている・
 それでも、まあ安い。そのかわりすぐに壊れる。今しているスカート付きのボンデージパンツのベルトが切れてしまったので、この百十円ショップで購入した。上から着るもので、ベルトは隠れてしまうので、何でもよかった。そこで、買い物がてら、百十円ショップに行って、ベルトを一本とって、レジに行った。
 そしたら、みるからに外国の方のマルがレンチーナみたいな感じの名前の人が私の前にいた。買い物かごは合計三個、なんかアルミ製のお皿みたいなのを山ほど積んでいた。
 レジは一台しか稼働していなかった。その外国の人もレジの順番を私のすぐ手前で待っていて、今まさに、その直前のレジで、
 アーサーホーランドさんみたいなお爺さん←お爺さんなんだけど、体鍛えていて、腹とか割れていて、刺青とかしている。 人がレジを済ませるところだった。
 そしたら、みるからに外国の方のマルがレンチーのみたいな感じの名前の人が私のベルト一本を見て
「先にどうぞ、」
 と言ったんだむー。
私は別段急いでいなかったし、「いいですよ、お先に並ばれたのですから」
 と言ったがそのマルがレンチーのみたいな彼女は
「ワタシ タクサン アナタ スコシ ドウゾ」
 と言ってレジを譲ろうとする。
私は別段急いでいなかったので「いいですよ、お先に並ばれたのですから」
 と言うと、そのマルがレンチーのみないたな彼女は、親切に
「いいえ、どうぞ、どうぞ」
 とレジを譲ろうとしてくれる。とか言っていたら、彼女の順番になった、レジを譲ろうとするマルがレンチーナさん、接客にこまるレジの店員さん・・・。そこで、私は時の声をあげた
 「どうぞ、このお客様をお先に」

と言ってレジの店員さんにマルがレンチーナさんが先になるように言った。
その途端に、レジの店員さんはマイクロホンを手にとって
 「レジお願いしまーす」
と放送した。あっというまに、あっちから、別の店員が走って来て、反対側のレジに入り、結局私は、そのマルがレンチーナさんよりも早く店を出た。
 なんて言うんですか。レジ打ってもらっている間もそのマルがレンチーナさんは携帯に出て、英語でもない、ドイツ語でもないどこかの言葉で流暢に話していた。買い物かご満杯で三個でもレジなんて一分くらいで終わってしまうんだし、私は別に一分を争う事態ではなかったら、ご遠慮したのだが、レジの順番に気を使ってもらうのって、よく考えて見ると、産まれて初めてだ。アメリカにホームステイしたことあるけど、そんな体験もなかったし、日本でもそんな体験はこれが初めてだ。
 「外国人」というカテゴリーで人をどうこう言うのはいかんなあと思った。なにより、いかんなあと思ったのは、その「外国人」から言われてびっくりしたことだ。そこで、びっくりしていちゃ、いけないんだよね。これからは自戒するようにしようと思ったんだむー。
 
 
by qpqp1999 | 2014-09-16 18:59 | 政治