牧師・漫画家・ミュージシャンの松本太郎のブログ


by qpqp1999

まんだらけ

 まんだらけという古本屋さん←普通の古本屋ではなく、レアモノのフィギアとか販売している、大手の何でも売ってる店だ。そこでレアものの鉄人28号が万引きされたので、当該HPで防犯カメラでとらえた、犯人と思われる人の画像をモザイクで公表し、「期日までに、商品を返還しなければ、モザイクをはずす」と公表していた。
 実はこれ「名誉棄損」どころか「脅迫罪」という「万引き」とどっこいどっこいか、下手するとそれ以上の罪の疑いのある状況で、実はあまり歓迎されるものではないのだ。たとえば、防犯カメラに写っているその人が、鉄人28号を持って行くその画像があっても、出て行く時にそれを持っている画像がなければ、証拠としては希薄なものになってしまい、どうかすると、何も知らないで、ただ、手に取っただけの人の画像を公開してしまう恐れがあるからだ。
 現実問題として、たとえば、銀行のATMとかは顔がものすごくはっきり解るくらいの近さで撮影されているが、まんだらけのようなお店の防犯カメラではそこまで精密に再現できないのが現実だ。上述の通り、その鉄人28号を手に取った人が、その商品を持った状態で店から出て行くところがはっきりと証拠となるくらいに写っていないと駄目だ、出口のカメラに映る前に犯人がリュックサックに入れてしまっていたら、これを証拠にするのは難しい、よほど家宅捜索とかして、その鉄人28号を押収するとかの証拠がないと、まんだらけには気の毒だが、駄目だ。
 私の母も置き引きに遭って、そのお店で防犯カメラを見せてくれるように要請したが、警察の立ち会いの元で無ければ駄目で、実際、刑事さんと一緒に私も観に行った。個人情報の壁だ。レジを写すカメラ、出入り口付近のカメラがある。その時間帯を中心に観るが、実の子である私が見ていてもそれが母だかどうか、怪しいくらいにしか映っていなかった。しかも、時間がたちすぎていて、出入り口の動画は既に上書きされていたので、犯人に達することができなかった。母のカバンの中にあった財布やクレカとか総額で十万円を超えるものだったが、事件として警察は捜査してくれなかった。
 実は、万引きは窃盗罪に当たるのだが、その損害額を見て見よう。今回のまんだらけの鉄人28号は二十五万円だ。ブリキの玩具にしてはかなり高額だが、被害額としては事件として警察が相手にしてホンキで操作する事件に値するかどうかというと、かなり判断が難しい。だって、そんな事言い出したら、それくらいの被害額で泣き寝入りしている人たちはどうなる!?!?!?ということになってしまうからだ。まんだらけだけ、特別扱いにしたらそれはそれで問題だと思う。
 結論で言うとまんだらけは、そんな二十五万円もするものをさっさと持っていかれるような所に置いておいたのが失敗だと言うことだ。そして、店の出口でとらえる事が出来なかったのが失敗だということだ。つまりセキュリティーが二十五万円に対して甘すぎたということだ。
 とうとう「脅迫罪」の汚名を退けて、まんだらけは期日を過ぎても、画像公開に踏み切ることが出来なかった。尤も、これだけ話題になっているから警視庁の中野署のメンツもあることだろうから、窃盗罪としてはかなり小額な二十五万円のために捜査本部でも設置されるだろうか、少なくとも刑事課には回され、画像解析で、犯人を追うかもしれないが、上述の通りで、品物を押収できなければ、検挙し、立件するのは難しいだろう。
 これで、万引き犯人が逮捕されたら、それはそれで、歴史的な逮捕劇になって報道されることだろう。私はその時を心待ちにして、被害に遭ったまんだらけには強く同情するものだむー。
by qpqp1999 | 2014-08-14 19:03 | 警察