フォトショップ
2016年 10月 11日
今や、印刷業界ではイラストの原稿は一旦フォトショップデータにしてしまうのが一般的だ。今、現に、私がイラスト描いている日本キリスト教団出版局の「礼拝と音楽」でもフォトショップデータを
生データ
のまま、送っていて、それが綺麗に印刷される。ここで何を
生データ
と言っているかというと。イラストの世界ではフォトショップデータのグレーの部分はそのまま印刷されるのだが、漫画の世界では違うんだむー。
フォトショップデータとかで入稿するのなら、最初のフォトショップデータのグレーの部分を網点、粒粒の二値化されたレイヤーにしなければならない掟になっているんだむー。私は近い将来、このシステムは無くなって、印刷技術が向上して漫画雑誌でも日本キリスト教団出版局のようにグレーのままで綺麗に印刷される時代が来ると考えている。
ただ、まだまだ今の印刷技術では漫画雑誌はそもそも紙が悪いのでグレー印刷したらぐちゃぐちゃになってしまうので二値化をせまられる。そんな昨今。私は引っ越しの時に持ってきたネームとか原稿とかの袋を粉砕してしまって中身が出てきてしまった。
ほとんどは編集者S氏によって葬られたものばかりだが、完成原稿の
「流星少女」
の出力した原稿が出てきた!!!凄い!!!ペーター佐藤みたいな絵になっている!!!この作品描いていた時、講談社の担当編集のS氏がインターネット業界に出撃するべく計画をねっていて、なんと1998年の段階でインターネットでの「ネットモーニング」を配信したのだった。しかも無料だった。この計画には凄く予算がいって毎月三百万円くらいかかっていたそうだ。
そこで、私みたいに既にフォトショップで漫画原稿し上げている人は
夢のデジタル入稿を体験する事ができたんだむー。
まだネットカフェとかに行かないとインターネット観られない時代のことだ。私はまず筆で線画を描いてから、それをスキャンしてMacに取り込み、ディザ拡散で豪勢して線にした。そのデータを今度は解像度を落として←この時代300dpiでないとパソコンが停止した で今度はイラストレイターというソフトを使って陰影を描いて。そのれいやーをまた600dpiにもっていって、線画のデータと重ねるといった、物凄く骨の折れる執筆大成をしいていた。徹夜する事など当たり前だった。
しかし、この「流星少女」は講談社のヤングマガジンの編集者たちによってモーニングの古参の編集者たちが排斥され←この中にS氏もいた ため私は漫画業界の最王手から筆を引くことになってしまった。それからもう15年は経つだろうか。
マリア伝描こうと思って講談社の週間モーニングに復帰していると聞いたS氏を頼って連絡したら、S氏は既に週刊モーニングを去っていて第三編集局というところに移動していた。
そうなったら最後、もう講談社とは関係ないやと思って、かつて、私が講談社のモーニングで描いてきた作品の原稿取り戻すことにしてS氏に連絡した。かつての週刊モーニングで連載していた頃の作品原稿が送ってこられた、でっかい段ボール箱に三杯はあった。
ところが、デジタル入稿した「流星少女」のMOと、「LOVE PLANET」のカラー原稿が無い!!!
あわてて、私が講談社の第三編集局のS氏に問うと。「デジタル入稿したものは、現代では基本作家が保持するものなので、出版社側では保管しないしきたりになっていました」とか言うんだむー!!!
まあ、それなら仕方ない、じゃあ、「LOVE PLANET」のカラー原稿、アクリル絵の具でコテンコテンに画いたやつはどうなったんだむー!!!!となったが、なんか上手いことスルーされてしまったんだむー。
かくして、私の漫画の最高峰であった「流星少女」のデータはこの世に無い。あるのは、
こんな事もあろうかと思って、網点二値化したグレーデータを印刷したプリント原稿だむー!!!
最悪、ここからでも続きは描ける。ここまでの話しは少なくとも原稿として存在しているのだむー。おりをみて、「流星少女」も完成させていきたいと思います。
生データ
のまま、送っていて、それが綺麗に印刷される。ここで何を
生データ
と言っているかというと。イラストの世界ではフォトショップデータのグレーの部分はそのまま印刷されるのだが、漫画の世界では違うんだむー。
フォトショップデータとかで入稿するのなら、最初のフォトショップデータのグレーの部分を網点、粒粒の二値化されたレイヤーにしなければならない掟になっているんだむー。私は近い将来、このシステムは無くなって、印刷技術が向上して漫画雑誌でも日本キリスト教団出版局のようにグレーのままで綺麗に印刷される時代が来ると考えている。
ただ、まだまだ今の印刷技術では漫画雑誌はそもそも紙が悪いのでグレー印刷したらぐちゃぐちゃになってしまうので二値化をせまられる。そんな昨今。私は引っ越しの時に持ってきたネームとか原稿とかの袋を粉砕してしまって中身が出てきてしまった。
ほとんどは編集者S氏によって葬られたものばかりだが、完成原稿の
「流星少女」
の出力した原稿が出てきた!!!凄い!!!ペーター佐藤みたいな絵になっている!!!この作品描いていた時、講談社の担当編集のS氏がインターネット業界に出撃するべく計画をねっていて、なんと1998年の段階でインターネットでの「ネットモーニング」を配信したのだった。しかも無料だった。この計画には凄く予算がいって毎月三百万円くらいかかっていたそうだ。
そこで、私みたいに既にフォトショップで漫画原稿し上げている人は
夢のデジタル入稿を体験する事ができたんだむー。
まだネットカフェとかに行かないとインターネット観られない時代のことだ。私はまず筆で線画を描いてから、それをスキャンしてMacに取り込み、ディザ拡散で豪勢して線にした。そのデータを今度は解像度を落として←この時代300dpiでないとパソコンが停止した で今度はイラストレイターというソフトを使って陰影を描いて。そのれいやーをまた600dpiにもっていって、線画のデータと重ねるといった、物凄く骨の折れる執筆大成をしいていた。徹夜する事など当たり前だった。
しかし、この「流星少女」は講談社のヤングマガジンの編集者たちによってモーニングの古参の編集者たちが排斥され←この中にS氏もいた ため私は漫画業界の最王手から筆を引くことになってしまった。それからもう15年は経つだろうか。
マリア伝描こうと思って講談社の週間モーニングに復帰していると聞いたS氏を頼って連絡したら、S氏は既に週刊モーニングを去っていて第三編集局というところに移動していた。
そうなったら最後、もう講談社とは関係ないやと思って、かつて、私が講談社のモーニングで描いてきた作品の原稿取り戻すことにしてS氏に連絡した。かつての週刊モーニングで連載していた頃の作品原稿が送ってこられた、でっかい段ボール箱に三杯はあった。
ところが、デジタル入稿した「流星少女」のMOと、「LOVE PLANET」のカラー原稿が無い!!!
あわてて、私が講談社の第三編集局のS氏に問うと。「デジタル入稿したものは、現代では基本作家が保持するものなので、出版社側では保管しないしきたりになっていました」とか言うんだむー!!!
まあ、それなら仕方ない、じゃあ、「LOVE PLANET」のカラー原稿、アクリル絵の具でコテンコテンに画いたやつはどうなったんだむー!!!!となったが、なんか上手いことスルーされてしまったんだむー。
かくして、私の漫画の最高峰であった「流星少女」のデータはこの世に無い。あるのは、
こんな事もあろうかと思って、網点二値化したグレーデータを印刷したプリント原稿だむー!!!
最悪、ここからでも続きは描ける。ここまでの話しは少なくとも原稿として存在しているのだむー。おりをみて、「流星少女」も完成させていきたいと思います。
by qpqp1999
| 2016-10-11 19:15
| adobe photoshop