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牧師・漫画家・ミュージシャンの松本太郎のブログ


by qpqp1999

秘伝の・・・

 私の父は牧師になる前に心斎橋にあった
「オメガハウス」
 というフランス料理店のシェフだった。
 実は牧師になる以前の神学生時代にも、牧師になった後もその料理の腕を振るっては見せていた。
 言わば、私はその直弟子でもある。
 私は玉ねぎとネギが嫌いで、なんとか玉ねぎの入っていないナポリタンを食べられないものだろうかと、小学生低学年の時にパスタに挑戦していて、父が教えてくれた。
 そんな昨日。ホルモン治療してくれているクリニックでの血液検査で
「コルステロールの値が高過ぎる!!!卵禁止!!!」
 と言われてしまって、私といえば、ダイエット食にベーコンエッグばっかり食べていたので、途方に暮れていたら、フェイスブックの友達が
 「鶏胸肉がいいですよ」
 と教えてもらったので、今日は
 「鶏胸肉炒め物」
 を父直伝で作ってみたむー。
 作り方は簡単だ。スーパーで買ってきた鶏胸肉を1/3サイズにして←全部食べると多すぎる!!!。塩、コショウしてまぶす。
 私の場合は塩は岩塩を使う。コショウはブラックペッパーと普通のコショウだ。そしてメリケン粉にまぶす。これを加熱してあるオリーブオイルひいたフライパンで焼く!!!←画像1がそれです。
 
秘伝の・・・_b0130652_18104182.jpg

そこで、今日は鶏胸肉の厚い部分だったので、四方面とも焼き跡がつくように、まんべんなく焼く。それが終わったら、フライパンに蓋をして弱火で焼く。
 ↑この間、漫画のネームをやる。あるいはピアノを弾く。
45分くらいしたところで、焼き加減を父がしていたように包丁を入れて確かめる。父曰くに
 「焼き加減というのは、包丁を入れた弾力でわかるのです。一番、解りやすいのは、生肉と比べて刺してみることです」
 と言っていたとおり、最初、生肉の時に刺した時とは弾力が全く違う!!!よく火が通っている証拠だ。そこで、ここは私の描くし味なのだが、ウイスキーを少々と白ワインをたっぷりかけてから、またフライパンに蓋をして、じっくり煮込む!!!
 煮込むタイミングはワインが干上がったころだ。そこで、また弱火にしてから五分焼く。そして、できあがった、鶏炒め太郎風がこれです画像2
 
秘伝の・・・_b0130652_18175752.jpg

けっこう分厚かったけれど、中までしっかり火が通っています。黒こげみたいに見えているのはブラックペッパーであって、焦げている訳ではありません。
 食べてみると、
 おお!!!子供の頃、父親に作ってもらった鶏炒と同じ味がする。
 こうして、秘伝の鶏炒は伝承されていくんだむー!!!
by qpqp1999 | 2016-05-10 18:21 | グルメ