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牧師・漫画家・ミュージシャンの松本太郎のブログ


by qpqp1999

進化

 キリスト教徒の中には、旧約聖書の創世記、ジェネシスを本気で信じている人たちがいる・・・。信教の自由は保障されるべきだが、人間が
 900歳以上生きる訳ないから!?!?!?
旧約聖書の特に
「創世記」
はバビロニア捕囚時期のそれは紀元0年に比較的近い年代で、宗教的影響を受けたユダヤ教の信仰によって綴られたものだということを解るべきだ。
 そうでないと、とんでもない話を本気で話す、
「困った人」
 になってしまうからだ。
いいんですよ、何を信じようと、信教の自由が日本国では保障されていますから。だけど、それを公に行ってしまったら、馬鹿にされてしまう。
 尤も、確かに、現代の人間には他の哺乳類にはみられない、特別な機能が脳に搭載されている。それは
「話す」「語る」「聴く」
ということなんだむー!!!
例えば新聞読んで、世の中「右傾化」しているなー。とか考える類人猿はいないのです。そして、夜通しかかって、明日の政治について語るクジラもいないのです。
 そんな事するのは人間
「ホモサピエンス」だけなんだむー!!!
こんな事が出来るようになったのは
大脳新皮質
 という脳の部位の発達にありました。
 これは、正に、視覚、聴覚、触覚を総合して色々と考え、計算する機能です。知能というのは、こうやって生まれる。元々はネズミみたいな私たちの先祖にそれがあったと言う。当時、恐竜の支配時代で、私たちの祖先は、夜陰に紛れて、捕食活動する
「夜派」
な生物だったんだむー。
 だが、直径10キロメートルの隕石の衝突で地球の恐竜は絶滅してしまった。それから大分たった4万2千年前くらいに人類は発生しだした。
 私が子供の時は進化論で、クロマニョン人→ネアンデルタール人→ホモサピエンス→現代人類と教えられてきたが、それは
 全く違う!!!
ネアンデルタール人とホモサピエンス人は同じく4万2千年前に協立していたが、全く別の哺乳類なのだ。違うのはDNAのFOXP2という言語を総括する遺伝子で、四十万文の1という確立でその遺伝子配列の一つの桁が
A→T
 に変わったということで、今の私たち、ホモサピエンスは言語を駆使して生き伸びてきたのだ。ネアンデルタール人は脳の大きさも大きかったし、体格も倍くらいよかったのに、この言語のDNAが古かったため、言語によるコミュニケーションに欠け、狩猟でのチームワーク、特に氷河時期の地球を生き伸びる事ができなかったんだむー。
 それに対して、私たち、ホモサピエンスはたまたま言語が上手く使えたことで、石器によって示される通り、世代をまたいで、その技術を進化させて、狩猟に最適な技術を手にすることができるようになったんだむー。
 それを思う時、単に進化論一辺倒だけでは説明がつかない事、特にDNAの気まぐれな変異に対して説明を3歳の子供にでも言えるようにならないと、ただ、創世記は神話だと言って片づけられるものではないなあ、と思ったのでした。
 もっと3歳の子供にも解りやすくDNAの突然変異について語れるようになってからでないと、創世記の人類誕生の部分は語れないと思うのだったむー。
by qpqp1999 | 2015-12-10 17:49 | 都市伝説