牧師・漫画家・ミュージシャンの松本太郎のブログ


by qpqp1999

自死

 私の友達が亡くなった。自死だった。私と同じ性同一性障碍MTFに悩む人だった。私に会うためにわざわざ松阪まできてくれて、礼拝に出席してくれた。
 性別適合手術もしていて、ホルモン治療もしていた。今回は彼女が遺書をネットに残していたので、私も読むことが出来た。ツイッターでもたくさんの人がりツイートしていた。
 その彼女の遺書の中で特に見たのが
「神様これではあんまりだわ」
 の部分でした。それは、とても共感します。同感です。「神様これではあんまりだわ」私はこの言葉、いい言葉だと思います。そうやって嘆く言葉をくみ取ってくれない神様なんて神様ではないから。
 今の私は自死を意識する状況からは遠ざかっているのですが、多かれ少なかれ、私の生きるその先に「自死」という言葉はまったく0ではない事は意識しています。私は二度自死を試みて失敗に終わったのですが、あれは失敗してよかったと今は思えるようになりました。
 彼女が遺書に残してくれた「神様これではあんまりだわ」という言葉は、私は大切にしたいと思います。実際、これではあんまりだわということが、少なからずあるからです。ただ、自死をする前に一言でもいいから連絡欲しかった。経済的な事なら微小かもしれないが力になれたかもしれなかったからだ。遺書からは彼女が営んでいた喫茶店の経営の困難が示されていた。そんな問題だったら、本当に一言声をかけてもらいたかった。
 後になってから彼女の営んでいた喫茶店のメニューとかみると、とても良い。それでもお客さんは来なかったんだそうだ。私が近くなら毎朝でも通ったのに・・・。とても悲しくて、残念です。でも大切なのは、そうして追い詰められて自死に至ってしまった彼女のことを、しっかりと思いに残し、私の生きるその中で生かしていく事なんだと思います。彼女の死を無駄にさせてなるものかと思うのです。
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by qpqp1999 | 2015-03-18 20:00 | 性同一性しょうがい