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牧師・漫画家・ミュージシャンの松本太郎のブログ


by qpqp1999

サンタクロースその3

 ふくよかで、白いお髭のサンタクロースの元になった、キリスト教の主教セント・ニコラウスが、けっこう熱い人で、神学的に違う立場の人をブン殴って、一回キリスト教破門になったり、ちょうどキリスト教公認になってから、セント・ニコラウスがイケメンで、そのイケメンぶりに惚れた人々がキリスト教徒になったし、実はセント・ニコラウスの死体がイタリアにあるとこまで前回までで書きました。
 今日は、そんなイケメン主教セント・ニコラウスのカッコいい話を書きます。
なにしろキリスト教云々ではなく、その主教様がイケメンだったからキリスト教徒になった人がいるくらい、セント・ニコラウスはそこにいるだけでカッコよかったのですが、それだけに留まらず、この人は政治的なことにもガンガン首突っ込んでいきます。
 経済不況、政治不安←今の日本に似てますね。という世の中で政治に不満がつのり暴動が起きてしまいました。その暴動鎮圧のために向かった軍隊が何しろ海路を渡らねばならず、強風のためセント・ニコラウスの働いていたミラ、現在のトルコくらいのところで兵士たちが何故かキレて軍団内部で戦争が起きてしまったのでした。それを、聴きつけたニコラウスは馬に乗って一路、戦場に向かいました。
 実はもう、その頃から七年間殺されて塩漬けにされていた子供の親が経営しているレストランにニコラウスが行き、焼肉を注文した際に
「七年前のあの肉が喰いたい」
と言って、その両親は平謝りに謝ったら、子供が七年塩漬けにされていたのに、あくびして生き返ったとか、絶対にあり得ない噂が飛んでいた著名人であったのです。すげえ、話しだ・・・他にも水難で死んでしまった水夫を生き返らせたりしていたそうです。すげえ話だ・・・
 そこで、やってきたセント・ニコラウスは戦争起こしている三人の将軍に談判します。さすがに、あれだけの噂のイケメンな主教さまの話しなので、今まで、喧嘩していた三人の将軍は、よしわかった!!!と言って戦争は終結します。
 三行だけで、書いちゃいましたが、実はこれ、けっこう時間かかったらしくて、ニコラウスの働いているミラでは、ちょうど、今の内閣みたいな腹黒い奴がのさばりだしてしまって、それに反発する人に冤罪をかけて処刑することになりました。その犠牲者は三人だったそうです。それ聞いた、ニコラウスは、
「ならぬものは、ならぬのです」と言って
馬かっ飛ばして、しかも、件の三人の将軍と軍団引き連れて、ミラに戻って来たんです。さすがの、今の日本の内郭みたいな腹黒い連中であっても、軍事力の前には屈服せざるを得ず、処刑寸前だったのをとりやめたのでした。だけど、そんなに腹黒い連中がそれだけで諦めませんよね。そこで、その悪い今の日本の内郭みたいな人はその三人の将軍がクーデター起こそうとしているとコンスタンティノポリスの皇帝に直訴したのです。またもや、冤罪によって、この三人の将軍は牢獄行きとなりました。
 そこで、そのうちの一人がそういえば、ニコラウスは冤罪の人を救ったけ、と思いだしてお祈りしたそうです。←ていうかさ、あんた、それに関わっていたんでしょう。なんで獄中になってから思いだすかねとつっこみたくなりますが、まあ、そうしたんだそうです。
 すると
皇帝に対してセントニコラウスは三人の将軍は無実であると
皇帝の夢の中にまで踏み込んで行って、主張したそうです。
 それで、びっくりした皇帝は三人の将軍を釈放するに至ったと。まあ、大概、セント・ニコラウスは熱いキリスト者だったのです。
 実は今日書いた部分くらいは、ちょっとサンタおたくだったら知っているし、ウィキペディアでしらべたらすぐ解るね内容なんですが、次回は違いますよおおお、おそらく日本中捜してもなかなかみつからないサンタ伝説をお披露目するものだむー!!!
by qpqp1999 | 2013-12-11 19:16 | キリスト教