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牧師・漫画家・ミュージシャンの松本太郎のブログ


by qpqp1999

そろいもそろって

 胸を張って言おう。そうだ、私は漫画家である!!!
 東京大学医学部の試験に受かるよりも難易度の高い「講談社ちばてつや賞」の準大賞をいただいて漫画家としてデビューしたのだ!!!
 そんな私は、小学館のヤングサンデーの元編にのプロデュースによって河出書房新社からようやく、週刊連載であった「ストレイキャット」を単行本として出しまた、「169人の漫画道 漫画家誕生」で紹介されたことで、ウィキペディアにもバシッと載ってしまっているが、現在のところ、紙媒体ではなく、いかにも私らしく電子書籍(最先端だむー)で「ノブナガール」を連載している。
 何故に「ノブナガール」かと問われれば、私は 
はっきりいっておく
 信長は「負け組」だったから織田信長のファンであるのだ。秀吉や家康みたいに、「天下人」には、とうとう、なれなかったのが、織田信長だ。そんな中、その信長をクーデターではなく軍略によって倒した明智光秀の家臣団の一人であったのが私の祖先である。
 実のところ、信長も光秀もタイプこそ違ったけれど、同じ負け組なのだ。私はその負け組に参加したいと、常々思うものである。まさしく、ちばてつやの名作「明日のジョー」は負けぐ組の最高の輝きをみせているではないか。それは、ともすれば、十字架処刑死という最悪の事態に追い込まれた、イエス・キリストの負け組のあり方そのものなのである。だから、私は信長が好きで、光秀が好きでたまらない。今、上映されている「のぼうの城」もそういう戦国の乱世において、秀吉に属する石田三成との負け戦を活き活きと描いた作品であるといえよう。残念なことに、田舎の松阪市ではこの「のぼうの城」は上映されない。ついでにいっておくと「サイボーグ009」すらも松阪市というか、この近辺で唯一存在する 109シネマズ明和 で上映されていない。観ようと思ったら名古屋までいかなければならない。悔しいこと、ただごとではない。しかし、それこそが負け組のカッコいいところではないだろうか。
 そうだ、負け組にこそ真のイエス・キリストの勝利がもたらされることを、織田信長の人気がまた 明日のジョーの人気が物語っているではないか。これは、まさに福音書で描かれているイエス像そのものである。散々、差別に遭い、  代表を言えば 私は神学生の最終学年時にルーテル学院大付属のルター研究所助手であり、卒論も指導つかまつった 徳善義和名誉教授に フェイスブックで友達申請を断られるほどに
差別された者であるだけに、この負け組の真の強さを測り知る者であるのだ。
 だから真のイエス像を語らないわけにはいかない。一世紀末に起こった、ドミイィアーヌスの本格的なきりすと教徒迫害においてその真剣さを発揮した福音をここで発揮しないではいられないのだ。
by qpqp1999 | 2012-11-12 18:16 | 漫画